字鏡集

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字鏡集

字鏡集 七巻或ハ廿巻

 菅原爲長?の著と傳へられ、七卷本奥書?によって寛元頃の作と言はれる。現存本は七卷本(寛元本)の外に二十卷本(応永本)がある。本書は字形辭書である。漢字偏旁で分類し、更に偏旁字義に依って(一)天象部から(十三)雜事部に分類し(寛永本による。応永本はやゝ異る)その音訓は總て片假名で註してゐる。本書は鎌倉時代古辭書として同時代の國語研究に重要であり、漢字偏旁字義で分けた事は辭書編纂史上注意すべきである。又音訓の註が總べて假名である事は前出の類書?等に比し日本化したものである。最近本書はその各異本を對照して出版されてゐる。

【末書】

* 「字鏡集類字抄出?」(或は字鏡集抄出?)一巻寫本? 緑川眞澄?著。字鏡集の訓を抄出して五十音順配列した索引

亀田次郎国語学書目解題」)