平家物語の語法

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平家物語の語法

平家物語の語法 (「國語史料?鎌倉時代之部平家物語につきての研究」後篇)二冊

 國語調査委員會著(同會補助委員山田孝雄擔當)大正二年刊。前編の「平家物語考?」に於いて七十餘種の平家物語異本を具さに研究し延慶本平家物語?が最も古い形を有して居る事を考證してその上に立って後篇なる本書では、(一)延慶本?を用ふる理由、その異體字?、用例?の異様なる文字について、(二)假名遣と發音?との大要(三)名詞(四)代名詞(五)數詞(六)形容詞(七)動詞(八)助動詞(九)副詞(十)接續詞(十一)感動詞(十二)助詞(十三)音便(十四)語の位格?(十五)句の結成(十六)句の用法の順序で論述して次にこれを概括して居る。その周到なる基礎研究の上に立って成された本書の國語史研究上の價値は云ふ迄もない。

亀田次郎国語学書目解題」)