指出廼磯

個人情報保護法は「生存する個人に関する情報」が対象ですが、ここの人物情報は、故人の情報が殆どです。そうでない人についても公的な情報しかありません。 国語史グループとの差別化も考えて、オープンにしました。

指出廼磯

指出廼磯 一巻

 東條義門著。文化十二年稿成り天保十二年自ら頭註を加へ同十四年刊(磯の洲崎と合冊)。著者の友人石田千頴?が「しし」と「せし」との區別を質問したのに答へたのを初めとして、主として活用について記したものである。當時は、清水濱臣でさへ「詞の活用假名遣と同様に重視するのは不可解だ」(磯の洲崎參照)と云った程、活用の研究は無視されて居た。本書は斯る學界に對して、活用研究の重要さを説き、大なる刺戟を與へたものであって、その確實な考證に立脚した内容と共に高い價値をもってゐる。

【參考】

亀田次郎国語学書目解題」)