敬語法の研究

個人情報保護法は「生存する個人に関する情報」が対象ですが、ここの人物情報は、故人の情報が殆どです。そうでない人についても公的な情報しかありません。 国語史グループとの差別化も考えて、オープンにしました。

敬語法の研究

敬語法の研究 一冊

 山田孝雄著。大正十三年刊。國語の一大特徴たる敬語を或は口語、或は候文普通文等について研究したものである。即ち敬語意義敬語法研究の必要、敬語法の大綱を記し、次に單語に於ける敬語連語に於ける敬語、句の組織に於ける敬語等について詳しく述べ、結論としては口語候文普通文敬語を比較して日常普通に用ひられる眞の言語たる口語敬語法が他に優れたる所以を述べて他を尊び自ら謙る國民性のこゝに發現したものであると言ひ、今後普通文が發達するならば敬語法もそれに伴ふであらうと述べてゐる。從來一般文法の一部に附隨して説かれた敬語法口語候文普通文に於いて研究し口語に於いてそれが最も發達してゐることを論じたのは國語本質の研究上に特筆すべきものである。

亀田次郎国語学書目解題」)