新撰字鏡

個人情報保護法は「生存する個人に関する情報」が対象ですが、ここの人物情報は、故人の情報が殆どです。そうでない人についても公的な情報しかありません。 国語史グループとの差別化も考えて、オープンにしました。

新撰字鏡

http://www.let.osaka-u.ac.jp/~okajima/uwazura/syomokukaidai/sa/kaidai_sa077.html

新撰字鏡 十二巻

 昌泰年間に昌住?の著したもの。享和三年刊本、群書類從?本、天治本等がある。安政三年天治本の完本を見る迄の享和本は章に天治本と字句の相違ある丈けでなく抄本である。天治本は大正五年大槻文彦博士によって複製され(尻に山田孝雄氏の「攷異」及索引あリ)又最近再版縮刷本が出來た。本書は大體漢字の偏傍の類に從って分類された字形辭書の組織を用ひ漢字を百六十部に分けてゐる。所收の文字約二萬一千、空海の「篆隷萬象名義」に次いで古く出來た本書の字音字訓は本邦及支那古代の字音研究、我古語の研究、假名の字體研究などに必要缺く可からざるものであり、猶「小學篇?」に(橘 (波々曾)桙(阿豆佐)榊(佐加木)〓(伊太止利))等四百餘字の和製漢字?が初めて集收せられてゐることも注意すべきことである。

亀田次郎国語学書目解題」)