活語斷續譜

個人情報保護法は「生存する個人に関する情報」が対象ですが、ここの人物情報は、故人の情報が殆どです。そうでない人についても公的な情報しかありません。 国語史グループとの差別化も考えて、オープンにしました。

活語斷續譜

鈴木朖

http://www.let.osaka-u.ac.jp/~okajima/uwazura/kokusyokaidai/k3/kokusyo_ku039.html

http://blog.livedoor.jp/bunkengaku/archives/25021847.html

http://www.let.osaka-u.ac.jp/~okajima/uwazura/syomokukaidai/ka/kaidai_ka078.html

活語斷續譜 一巻

 享和三年鈴木朖著。神宮文庫藏寫本(言語四種論と合冊)柳園叢書本(言語四種論と合刊)名古屋國文學會本(活版本)の三種がある。前二者は内容に相違があるがその引用書目などの點から神宮文庫藏本は稿本と思はれる。後者は柳園叢書本の翻刻である。本書は「御國詞活用抄」の分類に從って活用言を二十七會に分け、各會について代表的な活用言を擧げてその活用形並にその活用形の斷續を示し、續く可きものには續く語を記してゐる。しかしその活用形を見るに神宮文庫本と柳園叢書本とは相異り、後者は「詞の八衢」の説を引用してゐる。從ってこの柳園叢書本に依れば本書は「八衢」や「和語説略圖」を引用ししかも之に劣るものでその價値を特に認め難いのであるが、神宮文庫本に依れば却って「八衢」や「装圖?」に影響を與へてゐる事になる。扨本書の活用形と斷續圖とは「脚結抄」の「装圖」の影響を受けてゐると認められるので、本書はこゝに「御國詞活用抄」「脚結抄」の説を「詞の八衢」に傳へたものとしての歴史的價値を存する。 

【參考】

* 鈴木朖國語學史上に於ける地位について。時枝誠記 「國語と國文學」三十三号。

亀田次郎国語学書目解題」)