玉あられ

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玉あられ

本居宣長

玉あられ 一巻一冊

 本居宣長著。寛政四年刊−天保十四年再刊。本居宣長全集所収。當時の人の歌や文章は二十一代集の後のよからぬ詞などを習ふ爲に、ひが事の多いことは慨しいと云って、歌文を志すものゝ爲に「歌の部」に六十六條「文の部」に四十五條あげて誤られ易い點について述べたもので、初學者に益する點が多い。本書は大に世に行はれ、從って本書を批評し研究した書も少くない。

【參考】

「玉霰難詞?」寫本一巻 小澤蘆庵]著。玉あられについて反駁したるもの。

「玉あられ論?」優婆塞竺〓著。「玉あられ」の数ヶ条について批評したもの。

「玉霰附論?」淺草の里人?著。「玉霰論?」の書き洩らした點について批評してゐる。

「辨玉霰二論?」三井高蔭?著。著者は宣長の門人である「玉あられ論」「玉霰附論」の二著を反駁したものである。

「玉霰論辨?」天保元年刋。「玉あられ論」「玉霰附論」「辨玉霰二論」の三部を合本刋行したもの。

小夜時雨萩原廣道著。附録の「辨玉霰論評?」「辨玉あられ論脱漏?」は玉霰批評である。

「伊勢いへづと?井上文雄著。安政六−文久二年刋。「玉霰」及び「小夜時雨」について論じてゐる。

「玉霰窓の小篠?中島廣足著。文久七年前編刊、明治廿一年刊。「玉霰」の補遺で歌文を多く集めてその説を證明せんとしてゐる。

「玉霰さめてのすさび?富樫廣蔭著。寫本二巻(未見)

亀田次郎国語学書目解題」)