磨光韻鏡

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磨光韻鏡

http://www.let.osaka-u.ac.jp/~okajima/uwazura/kokusyokaidai/m1/kokusyo_ma005.html

http://blog.livedoor.jp/bunkengaku/archives/26003649.html

磨光韻鏡 二巻二冊

 僧文雄の著。延亨四年八月刊。天明七年再刻。上巻は四十三轉軽重字母完局の圖説、内轉第一合から四十三合までの圖説、下巻は韻鏡使用法説明である。本書は韻鏡研究史上第一の名著で(一)韻鏡は音譜で反切の爲作ったものでない事。(二〕唐音研究から唇音舌音齒音軽重の別を明にし、曉母・匣母の別を明にした事、(三)開口音・合口音の區別の説明を試みた事等その創見によるものが非常に多い。後安政年間三浦道齋?校正して出版したのがある。尚本書には「後篇」及び「餘論」がある。「餘論」は著者の歿後に刊行した。その他文雄音韻に踊する研究は「三音正譌」「和字大観抄」「字彙莊嶽音」「経史莊嶽音」等に見える。併せ見るべきである。

【參考】

* 韻鏡研究史上に於ける文雄の位置。満田新造。「國學院雜誌」二八ノ十二。

* 文雄韻鏡南方音説を評す。満田新造。「國學院雜誌」二九ノ四。

亀田次郎国語学書目解題」)