類聚名義抄

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類聚名義抄

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類聚名義抄 十一巻

 三寶名義類聚抄三寶字類抄三寶字類三寶字抄三寶類字抄三寶字類集などの別名がある。平安朝末期菅原是善の著と傳ふ。全巻を仏・法・僧の三寶に分けた爲にこの名がある。古寫本には観智院?本(建長三年寫)西念寺?本、蓮成院?本、栂尾本などがあり観智院本は複製刊行されてゐる。大體玉篇に倣って偏旁によって漢字を二十部に類別し、多く片假名を以て音訓を註してゐる。本書は假名の字體研究に貴重すべきのみならす、その豊富な訓釋は平安朝國語研究に重要視せられる所以である。 

【參考】

* 類聚名義抄について。岡田希雄 「藝文」十三ノ二・四、以下十四ノ一・-三。

* 蓮成院類聚名義抄考。岡田希雄 「藝文」二十ノ六・七以下。

* 部首分類漢和辭書の沿革概説(六帖辭書篇立と類聚名義抄との関係)岡田希薙 「國史と國文」四八-五二。

【末書】

* 「類聚名義抄字訓索引?」寫本一巻 伴信友編。文化十一年成稿。類聚名義抄の中から珍しい注意すべき訓を抽出し五十音順配列したもの。

* 「類聚名義抄索話?小山田與清編。天保?四年三月成稿。類聚名義抄の訓を伊呂波順配列したもの、序文に観智院本等の製作年代を考証してゐる。

亀田次郎国語学書目解題」)