日本語関係の目次・索引など このページをアンテナに追加 RSSフィード

ここには、日本語関係の書を、写すは楽しにそれ以外の書を置こうと思いますが、少しダブったり混じったりしています。
日付に意味は(殆んど)ありません。

2005-10-11

陳力衛『和製漢語の形成とその展開』汲古書院 陳力衛『和製漢語の形成とその展開』汲古書院 - 日本語関係の目次・索引など を含むブックマーク はてなブックマーク - 陳力衛『和製漢語の形成とその展開』汲古書院 - 日本語関係の目次・索引など 陳力衛『和製漢語の形成とその展開』汲古書院 - 日本語関係の目次・索引など のブックマークコメント

    二〇〇一年二月二八日 発行

ISBN:4762934399

    目次

序章 和製漢語の概念とその問題点

 第一節 和製漢語研究の現状

  一 和製漢語の位置づけ

  二 和習の発生

  三 「変容漢語」の扱い

  四 漢語研究史における和製漢語の視点

 第二節 和製漢語の範囲と分類

  一 和製漢語の外延

  二 和製漢語の分類

  三 和製漢語の造語パターン

  四 和製漢語研究の問題点と課題

第一章 和製漢語発生の素地

 第一節 訓読みから音読みへ

  一 「訓読み」と「音読み」のせめぎあい

  二 音読みによる凝縮の効用

  三 和製漢語の産出

 第二節 漢字字義の日本的変化

  一 訓と漢字表記の意味的ずれ

  二 「淋/さびしい」の成立契機-

  三 「済/すむ」の成立

  四 意味の違う「仮」と「恨」

  五 「配」の抽象化

  六 熟語の意味を代行

 第三節 和訓の発達にみる漢字の役割

  一 訓点資料における「当・将」の用法・

  二 「方・正」への広がり

  三 和文における用法

  四 平安以降の用法

  五 漢文用法との関連

  六 訓法の簡素化とそれによる造語:

第二章 音韻変化による表記の変容

 第一節 同音や類音による異表記の産出

  一 異表記と誤用との境目

  二 表記変容のパターン

  三 抽象概念を表す表記の多様性

  四 個別語の語史

 第二節 「文盲」考1「蚊虻」との関係を中心に

  一 漢籍にない「文盲」

  二 和文における「文盲」の解釈

  三 文字表記の意味に傾く

  四 中国語での活用

 第三節 「化粧」考i意味と表記の変遷

  一 「けさう」の二つの意味

  二 漢文系資料における「俵粧」と「厳粧」・

  三 『今昔物語集』における「俵借」

  四 「懸想」から「けはひ」へ

  五 辞書記述にみる表記の定着

 第四節 「喪亀」考-忌み意識による書き分け

  一 書記言語における「裏亀」

  二 同音語「早帰」

  三 忌みによる改字

  四 「喪亀」意味の再検討

  五 辞書に残らない語

第三章 語構成による和製漢語の産出

 第一節 語構成から見る和製漢語の特質

  一 『論語』における日中両国語の語構成の異同

  二 日本語における語構成の発達

  三 並列構造による造語

  四 語構成の限界

 第二節 副詞による連用修飾の語構成

  一 連用修飾を許容する土壌

  二 副詞の範囲

  三 古辞書の登録

  四 個別例の検討

 第三節 語構成と出典例とのかかわり

  一 出典例との時代差

  二 異なる理解の語構成

  三 語構成が変化する

  四 出典例の意義

 第四節 現代語における連用修飾の語構成

  一 語構成についての先行研究

  二 副詞による連用修飾

  三 形容詞による連用修飾

  四 連用修飾による造語の特徴

第四章 近代における和製漢語の生成

 第一節 新漢語の構成

  一 近代漢語の種々相

  二 訳語の流れ

  三 漢訳洋書と英華字典

  四 英和辞典の貢献

  五 中国への逆輸入

 第二節 明治初期における漢訳洋書の受容

  一 明治初期の漢訳洋書の購入

  二 柳原前光と中国との関連

  三 購入書の内訳と内容

  四 日本での所蔵状況

  五 いかに利用されているか

 第三節 『哲学字彙』における訳語の成立i著者の自筆稿本による第三版の改定・増補を中心に

  一 『哲学字彙』の版の流れ

  二 第二版に書かれた増補内容

  三 第三版に書かれた増補内容

  四 用語の定着過程を見る

  五 出典つきの訳語を再考する

 第四節 近代国語辞典における字音語の扱い方-和製漢語を類別する意識

  一 近代辞書の登場

  二 「和」と「漢」の意識

  三 「和ノ通用字」の内訳

  四 山田美妙の「字音」意識

  五 『大言海』の限界

  六 漢語の層を区分けする

  七 その後の辞書における字音語

第五章 現代中国語における和製漢語の受容

 第一節 日中同形語の視点

  一 日中同形語の形成

  二 中国語における和製漢語受容のルートと媒介

  三 意味による同形語分類の限界

  四 中国語の文法に適応できない和製漢語

  五 中国語における和製漢語の意味の誤解

 第二節 和製漢語の受容による漢語類義語の形成

  一 近代漢語類義語産出の原因

  二 「普通」と「一般」

  三 「裁判」と「審判」

  四 英華・英和辞書による意味境界線の曖昧

終章 和製漢語の行方

  一 和製漢語の増加

  二 和製漢語の未来

付表1 中・日現代漢語対照語彙表にある「日本の文献を出典とする語」一覧-

  2『漢語百科大辞典』にある和製漢語一覧

  3『三省堂国語辞典』(第四版)ラ行における和製漢語一覧

参考文献

あとがき

語彙索引

事項・人名・書名索引

トラックバック - http://sakuin.g.hatena.ne.jp/kuzan/20051011