假名源流考

個人情報保護法は「生存する個人に関する情報」が対象ですが、ここの人物情報は、故人の情報が殆どです。そうでない人についても公的な情報しかありません。 国語史グループとの差別化も考えて、オープンにしました。

假名源流考

假名源流考 本文一冊本写眞一冊

 國語調査委員會(委員大矢透担当)の著。明治四十四年出版。現存最古の文献たる推古時代の遺文、伊豫道後温湯碑文?、元興寺露盤銘?、法隆寺金堂藥師光背銘?、元興寺丈六光背銘?、法隆寺金堂釋迦佛光背銘?、天寿國曼茶羅繍帳銘?、法隆寺三尊勝光背銘?、宮記逸文?、上宮太子系譜?などに見える假名を研究整理して、これ等が周代の古音一致してゐる事、即ち周代の古音が假名の基礎になってゐる事を考證したものであって、從來假名の源流を考究することが國語學上極めて重要な事であり乍らその研究の困難なりし爲か殆んど着手して居なかったものを著者が確實な資料と組織的な方法とに依って略これを完成した事は學界に貢献する所極めて大なるものもある。 

【參考】

* 周代古音考國語調査委員會編(大失透著)大正三年六月刊。

亀田次郎国語学書目解題」)

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