口語法分布圖

個人情報保護法は「生存する個人に関する情報」が対象ですが、ここの人物情報は、故人の情報が殆どです。そうでない人についても公的な情報しかありません。 国語史グループとの差別化も考えて、オープンにしました。

口語法分布圖

口語法分布圖 圖版三十七枚

 國語調査委員会編(但し同會補助委員 岡田正美保科孝一新村出・調査事務嘱託 亀田次郎擔當)明治四十年刊。本圖は「口語法調査報告書」の附圖である。即ち調査會の依煩に基いて報告して來た各府縣の報告を整理して方言の分布を六極三十七枚の圖に表はしたものである。(一)未來の言ひ表し方分布圖(4)、(二)打消の云ひ方(8)、(三)命令の言ひ方(5)。(四)條件の言ひ方(1)、(五)指定の云ひ方(2)、(六)活用の形(17)、が是である。猶、「口語法調査報告書」中に本圖作製の方針及び本圖の概観が記されてゐる。本圖は「口語法調査報告書」を基としたものであるが、該書はその報告の方法に不備のあるものであるから從って本圖も完璧(壁)のものとは言へない。然し方言分布の大綱を示すものとしての價値を損するものではなく、その研究の詳細な點今日ではその右に出るものがない。

【參考】

* 「口語法調査報告書」「音韻調査報告書」「音韻分布圖」。

* 「大日本方言地圖」(図版一葉)「國語方言區劃」一冊 東條操著 昭和二年刊。

亀田次郎国語学書目解題」)