古代國語の研究

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古代國語の研究

古代國語の研究 一冊

 安藤正次著。大正十三年刊。我國語は時代により方慮によって相違はあるが、國語の本質的特性には變易がないから、國語の現在を知り將來を計るには、先づ古代國語の眞相を究明しなくてはならないと云って、古代國語の研究を概括的に記述したものである。扨國語を時代的に古代より明治迄大略七分し、各時代は又場合に依って細分してゐる。方處的には本州東部、同西部、九州と三分して古代言語區劃?はこれより推測出來得ると述べ、次に古代國語研究資料について記してゐる。その他「古代國語の音韻組織?」「國語動詞の構成」を論じ又附録として三篇の論文を加へてゐる。本書は國語史の第一頁たる古代國語に關する從來の諸説を蒐集批判し、組織的に統一したもので古代國語研究の入門書とも云ふべきである。

亀田次郎国語学書目解題」)