和字大観抄

個人情報保護法は「生存する個人に関する情報」が対象ですが、ここの人物情報は、故人の情報が殆どです。そうでない人についても公的な情報しかありません。 国語史グループとの差別化も考えて、オープンにしました。

和字大観抄

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和字大観鈔 二巻二冊

 僧文雄著。寶暦四年刊本、明和四年刊「再治和字大観抄」、寛政七年刊補刻本等がある。主として假名遣に關して記してゐるもので、上巻には五十音の横堅の相通について記してゐる。即ち相通を基礎として假名遣法を説いてゐる。しかるに下巻に於ては貝原益軒の「和字解」の説をそのまゝ用ひて所謂五類の假名遣法を示してゐるので統一を缺いてゐる。この點からは本書の價値は多く認め難いものかあるが、細部に於いては拗音の假名、假名反切?、反音(延約)等の説明に就いて音韻學?に造詣深い著著はその方面の研究を應用してゐるので注目に値するものがある。また附録の「かな合字」の條は明治初年以後學界の中心問題になった國字改良論?の先驅をなしたものと思はれる。

亀田次郎国語学書目解題」)

http://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/html/ho02/ho02_00074/index.html