日本古代文字考

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日本古代文字考

日本古代文字考 二巻二冊

 落合直澄著。明治二十一年出版神代文字存在論は平田篤胤以來頗る多く、殊に國學著神道家はその思想的立場から多くこれに賛成してゐた。本書も亦その類で、神字日文傳を根據とし、これにその後の諸家の研究を參酌し、自家の説を加へて篤胤の説を増訂したものであって、神代文字存在説を集大成したものである。然るにその研究は學界を首肯せしめるに足らざるのみならす、爾後學界は新研究法によって五十音或は伊呂波の研究を進めて神代文字非存在説に逹した爲この存在論を継承する學者が後を斷った。

【參考】

* 「日本神字文考?」「假名赴起源考?」その他數部落合直澄の著にして神代文字に關する研究がある。

亀田次郎国語学書目解題」)

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