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2007-04-03
■ 時枝誠記『國語學原論』岩波書店
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第一篇 總論
一 言語研究の態度
二 言語研究の對象
三 對象の把握と解釋作業
四 言語に對する主體的立場と観察的立場
五 言語の存在條件としての主體、場面及び素材
六 フェルディナン・ド・ソシュールの言語理論に對する批到
二 言語対象の分析とlangueの概念の成立について
三 「言」paroleと「言語」langueとの關係について
四 社會的事實fact socialとしての「言語」langueについて
五 結
七 言語構成觀より言語過程觀へ
八 言語の構成的要素と言語の過程的段階
一 文字及び音聲
二 概念
三 言語の習得
四 言語に對する價値意識と言語の技術
九 言語による理解と言語の鑑賞
一〇 言語の社會性
一二 言語の史的認識と變化の主體としての「言語」の概念
第二篇 各論
第一章 音聲論
一 リズム
イ 言語に於ける源本的場面としてのりズム
ロ 等時的拍音形式としての國語のリズム
二 音節
三 母音子音
四 音聲と音韻
五 音聲の過程的構造と音聲の分類
第二章 文字論
一 文字の本質とその分類
三 文字の記載法と語の變遷
四 表音文字の表意性
第三章 文法論
一 言語に於ける單位的なるもの
―単語と文―
二 單語に於ける詞・辭の分類とその分類基礎
イ 詞・辭の過程的構造形式
ロ 詞辭の意味的聯關
ハ 詞辭の下位分類
ニ 辭と認むべき「あり」及び「なし」の一用法
ホ 辭より除外すべき受身可能使役敬譲の助動詞
ヘ 詞辭の轉換及び辭と接尾語との本質的相違
三 單語の排列形式と入子《いれこ》型構造形式
四 文の成立條件
イ 文に關する學説の検討
ロ 文の統一性
ハ 文の完結性
ニ 文に於ける格
(一)述語格と主語格 附.客語補語賓語等の格
(二)主語格と對象語格
(三)修飾格と客語及び補語格
(四)獨立格
(五)聯想格
(六)格の轉換
第四章 意味論
一 意味の本質
二 意味の理解と語源
三、意味の表現としての語
第五章 敬語論
二 言語の素材の表現(詞)に現れた敬語法
イ 話手と素材との關係の規定
ロ 素材と素材との關係の規定
三、言語の主體的表現(辭)に現れた敬語法
四 詞辭の敬語的表現の結合
第六章 国語美論
一 音聲の美的表現
二 語の美的表現
三 懸詞による美的表現
イ 懸詞の言語的特質
ロ 懸詞による表現美
(一)旋律美
(二)協和美
(三)滑稽美
著者著述目録